二重幻想的舞台 狂気について


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狂気について

 このシナリオで、終幕部以外で狂気に陥った場合、『黄衣の王』に囚われて、通常の狂気とは異なる症状を発症します。
 これらは、潜在的な狂気として扱われ、終幕部になるまで効果を表しません。
 キーパーはこれらをコピーするなりしてハンドアウトとして準備し、狂気に陥った探索者に対して、その能力や、性格等から、キーパーは適切だと思う狂気のハンドアウトを一つ選び、渡します。
 受け取った探索者は、それが発症するまで内容が確認できません。
 複数回、狂気に陥った場合、キーパーはハンドアウトを手元に残っているものと交換することも可能です。

 狂気に陥った探索者の元には、『黄色の印』が現われます。これは、何故か探索者が発見し、そしてそれを身に付けるのにはまったく疑問がありません。キーパーはそのように探索者に伝えてください。

狂気1 『王の親衛隊』

 貴方は『黄衣の王』に仕える親衛隊だ。
 王の邪魔をするものを排除し、王を害するものから守り、王の意思を実現する。
 王の為にその命を差し出しても構わない。

(貴方は王の敵を攻撃し、王を守るために積極的に行動する。
 あらゆる戦闘的な行動に+20%のボーナスを得るが、《回避》は出来なくなる)

狂気2 『蒼白の神官』

 貴方は『黄衣の王』を讃える神官だ。
 王と同じ、蒼白の仮面を身に付けることを許されている。
 王を讃え、王を喜ばせる、その役目を果たす必要がある。

(貴方は王の加護を得て、王の奇跡を再現できる。
 貴方は以下の呪文を使用できる。
 『ハスターの歌』
  1ラウンド毎に正気度、MPを1D4消費する。
  結果、対象に1ラウンド毎に1D6のダメージ、2ラウンド毎にAPPに1D4、4ラウンド毎にCONが1D6を減少させる。
  MPが足りなくなった場合、神官である貴方には『黄衣の王』からMPが注入される)

狂気3 『宮廷詩人』

 貴方は『黄衣の王』の為に、歌う詩人だ。
 貴方の歌は王の為にあり、王を讃えるためにあるのだ。
 その偉大さを、その輝かしい行跡を讃える歌を歌わなければならない。

(貴方は王を讃える歌を歌う。
 貴方は通常の攻撃の他、以下の攻撃手段を持つ。
 賛歌 80%、ダメージ 特殊
  対象とPOWの対抗ロールを行なう。成功した場合、対象を足止めし、あらゆる行為に-20%のペナルティを与える)

狂気4 『高位の評議員』

 貴方はカルコサを統治する一員として評議会に連なっている。
 もちろん、それは『黄衣の王』の意思で、カルコサを統治する為のものだ。
 王の意思の実現の為には、あらゆる手段を問わない。

(貴方は王に敵対する愚か者を諌め、その行動の愚かさを詰る。
 貴方は通常の攻撃の他に、以下の攻撃手段を持つ。
 七色の舌 80%、ダメージ 特殊
  対象とPOWの対抗ロールを行なう。成功した場合、対象の正気度を1D6減少させる)