the Teito Extravaganza
「帝都狂想曲」
奇妙な旋律は林の中から近づいてくるようでもあり、夜空から降ってくるような気もする。
一瞬、月の光が音楽に変わるという童話の一説を思い出した。
それはあらゆる音楽の法則から外れた、しかしれっきとしたメロディだったという。
────────── 明神ちさと「怪記事典 灰骨ノ版」より
注意、あるいはお約束:
プレイしてみたい人、プレイするかも知れない人は読まないでください。読んで良いのはキーパーか、またはプレイする予定のない人だけです。うっかり目次を見てしまった人は、「記憶を曇らせる」の呪文でも使って忘れてください。万が一そのままプレイに参加したりすると、貴方の悪徳に誘われて隣のプレイヤーにイゴーロナクが憑依するかも知れませんよ。
そして当然ですが、このシナリオはフィクションです。
現実のいかなる人物、団体、そのほかもろもろのものと一切の関係はありません。
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本シナリオは下記の目次のような構造となっています。
まずははじめに、シナリオの概要と読み進み、シナリオの本体へ進むのが良いでしょう。
シナリオの目次:
本シナリオは下記のような構造となっています。
まずは
はじめに、
シナリオの概要と読み進んだ後、各スレッドの詳細を参照するのも良いでしょう。
インデックス
┃
┣はじめに┳はじめに
┃ ┗はじめる前に┳シナリオの傾向
┃ ┗探索者の立場
┃
┣シナリオの概要
┃
┣登場人物┳毛利三姉妹┳毛利元子
┃ ┃ ┣吉川春子
┃ ┃ ┗小早川隆子
┃ ┃
┃ ┣山県雅子
┃ ┣安藤雪子
┃ ┣小幡とら
┃ ┣真田幸
┃ ┣黒澄綾
┃ ┣津谷恵理子
┃ ┗宍戸武蔵
┃
┣シナリオ┳導入部:二つの日常場面┳サロメ、踊る綾、歌う首
┃ ┃ ┣帝都の怪事件
┃ ┃ ┣桜嶺女学院
┃ ┃ ┣吉川春子の依頼
┃ ┃ ┣毛利元子の依頼
┃ ┃ ┗アポカリプティックサウンド
┃ ┃
┃ ┣探索部:━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳時間経過と周囲への影響(青い音の侵食度)
┃ ┃ ┃ ┣スグルオの住人
┃ ┃ ┃ ┗『異次元通信機』を破壊する
┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┣帝都探索スレッド(探偵側)━━━━━┳『異次元通信機』を探す
┃ ┃ ┃ ┣帝都巡り
┃ ┃ ┃ ┣浅草区
┃ ┃ ┃ ┣小石川区
┃ ┃ ┃ ┣赤坂区
┃ ┃ ┃ ┣京橋区
┃ ┃ ┃ ┣神田区
┃ ┃ ┃ ┣本所区
┃ ┃ ┃ ┣一つ目の『異次元通信機』を発見する
┃ ┃ ┃ ┣土着派の襲撃
┃ ┃ ┃ ┣春子が目を覚ます
┃ ┃ ┃ ┣奇妙な音楽
┃ ┃ ┃ ┗回収終了後、春子が現われる
┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┣帝都探索スレッド(桜嶺女学院側)━━┳音楽室への退避
┃ ┃ ┃ ┣桜嶺女学園の地図
┃ ┃ ┃ ┣中央東棟の廊下
┃ ┃ ┃ ┣学生寮内
┃ ┃ ┃ ┣正面広場
┃ ┃ ┃ ┣中央東棟
┃ ┃ ┃ ┣中央ホール
┃ ┃ ┃ ┣スグルオの住人の襲撃
┃ ┃ ┃ ┣西教室棟
┃ ┃ ┃ ┣中央西棟
┃ ┃ ┃ ┗礼拝堂
┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┗リンケージ、黒澄綾の登場
┃ ┃
┃ ┗終幕部:━━━━┳『異次元通信機』を集めるのに成功した:
┃ ┣『異次元通信機』を集めるのに失敗した:
┃ ┣『異次元通信機』を破壊した:
┃ ┣事件の後
┃ ┗正気度の報酬
┃
┗データセクション┳サロメ
┣シャンの発明品
┣『異次元通信機』
┣『抑音装置』
┣『制音装置』
┣アポカリプティック・サウンド
┣ベストポケット
┗スグルオの住人
謝辞、あるいは参考資料
本シナリオはHPL『エーリッヒ・ツァンの音楽』、ラムジー・キャンベル『異次元通信機』『妖虫』が元ネタ、参考資料となります。
また、今回のシナリオでは帝都を巡ることになるので、様々な地図や土地の写真が掲載されている資料を参照しています。
帝都巡りはキーパーの好みで場所を変えてみるのもよいかもしれません。
本シナリオに登場するNPC小幡とらですが、元々彼女は『天球賛歌事件』において桜嶺女学院内部の探索を推し進めるための便利キャラです。
この為、実はさほど中身を設定していなかったのですが、カエル様の動画で素晴らしくキャラが立っていたことを受けて、今回のようなキャラクターとなっています。
なお、小幡とらをこのようなキャラクターにすることについては、カエル様よりご許可頂いております。カエル様に感謝を。
毎度ですが、本シナリオのテストは大阪でお世話になっているサークル様で実施しています。関係の方々に感謝を。
最後にちょっとだけ
『天地交響事件 二重幻想的舞台』の続編です。
三部作の二作目、たまにはじっくり探索するのではなく追われる様なアクションを、ということで戦闘と行動が中心のシナリオであり、珍しくチェイスの選択ルールを使用するようになっています。
次回の『天地交響曲』(仮)でこのシリーズも決着ですが、かなりの長編のうえ、厳しい内容になる予定です。